ぬえ(鵺・鵼)

頭が猿、胴体は狸、手足が虎で尻尾が蛇のかたちをした妖怪。帝の名により源頼政によって射落とされた話が有名。主な容疑は「ぬえっぽい不気味な声で鳴いた」ことで、それほど悪いことはしていない。

奥浜名湖には退治されたぬえが落ちてきた場所に鵺代(ぬえしろ)、尾奈(おな)、胴崎(どうさき)などの地名が残っている。